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ダクト配管工事不要
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開業時の工事費用を削減
排気ダクトの設置や屋上排気工事が不要なため、初期費用を削減。
臭気対策や原状回復工事の負担も軽減でき、出店の自由度が高まります。
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ダクト工事不要 -
臭気対策
負担軽減 -
原状回復工事
負担軽減 -
高い出店自由度
FUJIOHが考える問題
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ダクト工事費と工期
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ダクト工事は、厨房室内側と屋外側の両面で必要。
厨房室内側
- 排気設備(フード/グリスフィルター/空調用送風機など)同士をつなぐ排気ダクト
- 排気設備から屋外へつなぐ排気ダクト
屋外側
- 厨房室内からのダクトを外壁に設置した排気出口(パイプフードなど)につなぐ排気ダクト
- 近隣の建物へ油煙や臭気を拡散しないため屋根上(屋上)まで引き上げる排気ダクト
- 建物内が負圧にならないよう外気を引き込むための給気ダクト
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ダクトサイズや形状
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空調用送風機の機種によりダクトのサイズや形状が異なる。
ダクトの形状
丸ダクト(スパイラルダクト)か角ダクト(矩形ダクト)かは、店舗に必要な風量・圧力・設置スペースなどから設計士により選定され、長さ・断面サイズ・接続部の形状・材質(亜鉛メッキ鋼板、ステンレスなど)を指定して、フルオーダーで製作されることが一般的。
現場に合わせた加工が必要
エルボやチーズなど一部の標準部材は既製品を使うこともあるが、現場に合わせた加工が必要なケースがほとんどで、現場での微調整や溶接作業が発生することも多い。※ダクト製造会社は、図面や現場採寸に基づいて1点ずつ製作するため、納期やコストも現場ごとに異なる。
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近隣への臭気問題
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住宅地や商店街など近隣への臭気問題が懸念される場所では、屋外のダクトを建物屋根上(屋上)まで引き上げる(延長)する工事も必要。
それでも対策しきれない場合は脱臭装置の設置が必要になるケースも。
屋上排気工事の概算費用
例)1階の店舗から5階建てビルの屋上まで排気ダクトを引き上げる
屋上排気工事の概算費用:約230万円〜330万円程度※あくまでも一例。躯体状況やダクト形状、脱臭機の有無により大きく変動。
屋上排気工事の場合は、ダクト配管工事の他に足場の設置費用も発生。 -
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退去時の原状回復
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多くのテナント契約では「スケルトン返却(入居前の状態に戻す)」が義務付けられているため、後付けの排気ダクトやフード、ファンなどはすべて撤去対象になる。
特に屋上排気工事を施して屋上まで伸びたダクトは、建物の外観や構造に影響を与えるため、ビルオーナーや管理会社からの撤去指示が出ることが一般的。
撤去費用
屋上排気ダクトの撤去費用は、設置時と同様に高額になる傾向があり、100万円〜200万円以上かかることも。
安全対策費や足場代も
高所作業やクレーン使用が必要な場合は、安全対策費や足場代も加算される。
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換気設備の
“当たり前”を見直すFUJIOHの
「循環タイプ」
という新しい選択肢
※「循環タイプ」は、電気式の加熱調理器専用です。
ガス式ではCO₂が発生し屋外への排気が必要となるため、「循環タイプ」は使用できません。
飲食店の排気設備に関するダクト工事は、従来の店舗設計において標準的な工程とされており、
業界内では特段の課題として認識されていないのが現状です。
しかしながら、排気ダクトの設置・撤去に伴うコストや施工制約は、
出店・退店の自由度を制限する要因にもなり得ます。
FUJIOHの「循環タイプ(室内循環型)」シリーズは、
こうした従来の課題に対して新たなソリューションを提供します。
初期費用 | 初期費用低い機器の設置のみ | 初期費用高い屋上排気工事や脱臭装置の 設置を要すると更に高額に |
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設置工期 工数 |
設置工期工数短い工数
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設置工期工数長い工数
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出店自由度 | 出店自由度高い | 出店自由度低い |
臭気対策 | 臭気対策不要 | 臭気対策立地により必要 |
メンテナンス 負担 |
メンテナンス負担低い機器のメンテナンス | メンテナンス負担高い機器やフィルターの他、ダクト掃除や 脱臭装置の定期メンテナンスが必要 |
原状回復 工事費用 |
原状回復工事費用低額機器の取り外しのみ | 原状回復工事費用高額機器の他追加工事した ダクトも取り外し要 |